
私たちのカラダと自然に存在する元素
シリカ(ケイ素)は、地球上に広く存在する元素のひとつです。
岩石や砂、植物など自然界のさまざまな場所に存在し、私たちの身の回りでも多く利用されています。
また、人の体内にも存在し、食事や水を通して日常的に取り入れています。
近年、このケイ素は
カラダの基礎を支えるミネラルとして再び注目されています。
なぜシリカが注目されているのか
近年、シリカ(ケイ素)が再び注目されている背景には食生活の変化があります。
例えば
- 加工食品の増加
- 精製食品の普及
- ミネラル摂取量の変化
などが指摘されています。
また、体内のケイ素量は年齢とともに変化する可能性があるとも報告されています。
水溶性シリカとは
シリカは本来、水に溶けにくい性質を持っています。
そのため近年では
水に溶けた状態のケイ素(=水溶性シリカ)
として取り入れる方法も広がっています。
液体として利用できるため、水や飲料に加えて摂取することができます。
シリカ(ケイ素)とは
ケイ素(Si)は、酸素と結合して二酸化ケイ素(SiO₂)として存在することが多く、
地球の地殻に多く含まれる元素のひとつです。
地殻中の元素存在量では
酸素に次いで2番目に多い元素とされています。
自然界では主に
- 石英(水晶)
- 砂
- 岩石
- 植物
などに含まれています。
参考:Wedepohl, K.H. (1995)The composition of the continental crust.
ケイ素の研究の歴史
ケイ素は19世紀初頭に発見された元素です。
1824年、スウェーデンの化学者
ヨンス・ヤコブ・ベルセリウスによって単離されました。
その後、ケイ素は
- ガラス
- セラミック
- 半導体
- 建築材
など、さまざまな分野で利用されるようになりました。
また、生体内に存在する微量元素としての研究も進み、骨や結合組織との関係についての研究も行われています。
私たちのカラダにも存在するミネラル
ケイ素は自然界だけでなく、人の体内にも存在する微量ミネラルです。
研究では
- 骨
- 皮膚
- 髪
- 爪
- 結合組織
などに関係している可能性が示されています。
特に、カラダの構造を支えるコラーゲンなどの結合組織との関係が研究されています。
参考:Jugdaohsingh, R. (2007) Silicon and bone health.
骨とケイ素(シリカ)
骨は主に
骨は主に
- カルシウム
- リン
などのミネラルによって構成されています。
しかし骨の構造は、それらのミネラルだけで作られているわけではありません。
骨の内部にはコラーゲンを中心としたタンパク質のネットワークがあり、その構造を土台としてミネラルが沈着します。
研究では、ケイ素が骨形成の初期段階に関与する可能性が示されています。
参考:Carlisle, E.M. (1981) Silicon in bone formation.
石英(水晶)とシリカ
自然界に存在するシリカの代表的な形が石英(水晶)です。
石英は二酸化ケイ素(SiO₂)からできており、
地球上で非常に多く存在する鉱物のひとつです。
砂や岩石の多くも、この二酸化ケイ素を主成分としています。
つまりシリカは、
特別な成分というより自然界に広く存在する元素です。
シリカの含まれる食品
ナノコロイドシリカとは
シリカ製品では
- 粒子の大きさ
- 分散状態
- 沈殿の有無
などによって品質が異なります。
ナノコロイドシリカとは
非常に微細な粒子が水中に安定して分散している状態
を指します。
粒子が安定して分散していることで
- 沈殿しにくい
- 均一な状態を保つ
といった特徴があります。
世界で行われているシリカ研究
ケイ素は世界各国で研究が進められている元素のひとつです。
研究分野は
- 骨形成
- 結合組織
- 食品中のケイ素
- 吸収形態
など多岐にわたります。
特にヨーロッパではケイ素と骨の関係についての研究が比較的多く報告されています。
研究:Sripanyakorn, S. (2004) Bioavailability of silicon from foods and supplements.
シリカに関するよくある誤解
シリカについては、誤解されやすい情報もあります。
シリカは特別な成分
シリカは自然界に広く存在する元素です。
シリカは薬のような効果がある
シリカは医薬品ではなく、
ミネラルの一種として研究されています。
すべてのシリカ製品が同じ
シリカ製品は
- 原料
- 製造方法
- 粒子状態
によって品質が異なります。





